社会保険料削減の具体的方法PART3

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社会保険料削減・節約の方法PART3

☆  短期雇用者の契約期間に注意する  ☆  

法律では「2ヶ月以内の期間を定めて雇用されるもの」は社会保険に加入させなくてよい適用除外者になっています。短期雇用者を多く雇用する職場ならば、契約期間を2ヶ月以内にすることで社会保険料を削減できます。
また、中途採用の正社員の場合、能力や適性を見極めるため、2ヶ月の期間を定めた短期雇用契約をまず結び、2ヶ月の働きぶりをみて、本採用に移行するようにすれば、労使のミスマッチも防げ、社会保険料の削減にもなります。

※いわゆる試用期間と呼ばれる制度がある会社で「試用期間は社会保険に入れなくてもいいんでしょ」と言う方がよくみえますが、試用期間中の者でも入社の日から社会保険に加入させないと法律違反になります。

メリット
会社負担の社会保険料を削減できる
ポイント  
就業規則等の変更が必要

☆ 短時間労働者を活用する ☆

社会保険のある会社で働く労働者は正社員、パート・アルバイトなどその名称に関わらず、原則として社会保険に加入し、保険料を納めなくてはなりません。ただし、一定の基準未満の時間しか働かない短時間労働者については適用が除外されます。その基準とは正社員(フルタイムで働く人)と比べて、1日の所定労働時間または1ヶ月の所定労働日数のどちらかが3/4未満の場合です。

たとえば、正社員の1日の所定労働時間が8時間、1ヶ月の所定労働日数が22日だとするとそれぞれ3/4は

(1日の所定労働時間) 8時間 × 3/4 = 6時間
(1ヶ月の所定労働日数)  22日 × 3/4 = 16.5日→16日

つまり、1日の労働時間が6時間未満か1ヶ月の労働日数が16日未満のどちらかに該当するとそのパート・アルバイトは社会保険に加入する必要がなく(加入できない)社会保険料の会社負担も発生しないということです。この1日の所定労働時間、1ヶ月の所定労働日数はどちらか一方が3/4未満であれば適用除外になります。1日5時間働いて、月22日働くというパートも適用除外ですし、1日8時間働くけど、月15日しか出勤しないというパートも適用除外になるということです。

たとえば、40歳未満のパートを月収15万円(賞与なし)で20人雇い入れたとします。勤務形態は1日7時間、月17日出勤で社会保険加入義務あり。この20人のパートにかかる会社負担の保険料は1月あたりで¥353、250、年間では¥4、239,000にもなります。

このケースで半分の10人だけでも1日5時間勤務に変更するだけで年間¥2、119,500もの削減になります。
業種によっては、たとえば今20人でやってもらってるパートの仕事を交代制にしたり分割したりして、パートの人数を30人に増やし、一人一人の労働時間を減らすなどといった方法も考えられます。

メリット
会社負担分の社会保険料を削減できる
ポイント
パート全体にやってもらいたい仕事の総分量や種類をもう一度洗い出してみることは経営状況を見つめ直すという点でも意義のあることです。少子高齢化で人材難が予想される今後はパートさんに気持ちよく働いて活躍してもらうことは重要になると思います。

☆ 高齢者を活用する ☆

いまの時代は60歳を過ぎて定年をした高齢者の方でも昔と比べて、とても元気でまだまだ十分働けるという方が多いです。先ほどのパートタイマーと同様に社会保険の適用除外になるような短い時間だけ高齢者の方に働いてもらうというというのも社会保険料削減のための有効な手段の一つです。

また、もしある程度の時間働いてもらって社会保険に加入させるにしても、高齢者の方は他に老齢年金や雇用保険の高年齢雇用継続給付金などの他の収入があるため、給料をある程度低く設定しても大丈夫であるということも付け加えておきます。

メリット
会社負担分の社会保険料を削減できる
ポイント
ハローワークを通じて求人をして高齢者の方を雇い入れると、条件を満たせば助成金が受けられる可能性があります。

☆ 間接業務をアウトソーシングする ☆

労働保険・社会保険手続きや給与計算業務は直接会社の利益には結びつかない間接業務です。このような間接業務をアウトソーシングすることで人件費、社会保険料を削減することができます。

間接業務をアウトソーシングすることで担当者が休んだり、退職したときの事務の停滞を心配しなくてもよくなります。より会社の利益増に直結する営業部門や宣伝広告部門に人員をシフトさせることもできます。

メリット
会社負担分の社会保険料を削減できる
ポイント
アウトソーシング先にはさまざまな会社がありますが、労働保険・社会保険手続きのプロである社会保険労務士に依頼すると人事労務管理全般に関する相談にも対応してくれるので安心です。

「社会保険料削減の具体的方法PART1」はこちら
「社会保険料削減の具体的方法PART2」はこちら

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